Session10 介護デザインプロジェクト

セッションオーナー

小子内 智佳子(介護デザインプロジェクト) 

リポーター

鈴木優子(花王株式会社)


介護デザインプロジェクトとは

“介護を身近に感じてもらいたい”

広い世代に、今できる未来への準備を伝えていく活動。認知症カフェ、老人クラブ、福祉施設での講演のほか、「おこナイト」というトークライブも行っている。


音楽の力・・・音楽レクリエーションは多くの施設で取り入れられている。歌を歌うことは、心肺機能を向上させるだけではなく、嚥下機能の向上や、回想療法など、様々な効果がある。



介護の現場から(事例紹介)

「芭蕉布と桜」

「芭蕉布」は沖縄の曲。施設利用者の方の中に、芭蕉布の曲がとても好きなおばあちゃんがいた。それをご家族に伝えたら、「初めて知りました。」と言われ、介護の仕事を通して、ご家族に新たな気づきを与えることができたと思った。

そのおばあちゃんは自然が好きで、「私が死んだら、桜の木の下に埋めてちょうだいって、娘に言うのよ。冷たいお墓より、みんなに美しいと言ってもらえる場所にいたいわ。」というのが口癖だった。

その方が亡くなった時、娘さんは希望通り樹木葬を行い、「デイサービスで、母は芭蕉布が好きでいつも歌っていたことを聞いて、葬儀のBGMには芭蕉布を使いました。母は好きなものに囲まれて、今とても幸せだと思います。教えて下さってありがとうございました。」と話してくれた。



介護デザインプロジェクトとは、日常の延長にある介護、必ずしも答えが1つじゃない悩みや課題に対して、様々な知識や生活のヒントを通して、実現可能で前向きな日常を創作する活動。


お問い合わせ先:info@dementia-friendly-japan.jp