Session03  自分のことばで話す自分の過去と未来

セッションオーナー

荒川直美(NPOむすび) 

リポーター

横山玲子 


 高齢になっても認知症になっても自分らしさを失わず、周りの人に理解されて過ごしたいと思うのは誰でも同じこと。周りの人が、その人がこれまでどんな人生を歩んできたのかを知り、その人らしさを大切にしながら共に歩んでいくにはどうしたらよいのでしょうか。

いくつかの事例を紹介しながら、その人がどんな人生を歩んできたのかを知っていれば理解できる言動があると言います。自分のことばで綴った「自分史」を作ることで自分という人間を周りの人に伝えることができると考えています。

 

グループディスカッションでは「自分ならどんな自分史を作りたいか」。そして「どうしたら誰もが自分史を作ることができ、それを周りの人たちと共有できるか」を話し合いました。

 

「人が生きるということは人との関わりの連続なのだから、自分史は周囲の人への感謝集になるだろう」という意見や「インターネットやアプリを使えば共有や更新、追加がしやすい」「自分なら動画や映画や香りも取り入れたい」とアイデアも。参加者で認知症当事者の方は「自分史を早めに作っておく必要があると改めて思った」と言います。

 

自分ならどんな自分史を作りたいかを考えることは、これからどのように生き、どのように最後を迎えたいかを考えるのと同じこと。そして、周囲の人のなかにどんな自分を伝え、残したいのか、参加者にとってはそんなことを考える場になったと思います。

 

今後、荒川さんは傾聴ライター養成講座を開催し、自分史の作成支援を進めるということです。

お問い合わせ先:info@dementia-friendly-japan.jp